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JavaScript とは

JavaScriptとはブラウザに対して動きや視覚的効果、機能を追加するためのプログラム言語のことです。Webサイト上でポップアップ画面やカルーセルなのどのもJavaScriptで実装します。ブラウザを通して様々な機能を拡張し、実装します。
JavaScriptは、Web以外でも使用できますがここでは、Webサイトで使用するJavaScriptについて説明しましす。

JavaScriptの特徴

Webサイトを作る時は、HTMLとCSSでページを作成してそのデータをサーバにアップロードします。
クライアントは、ブラウザにURLを入力してサーバにアクセスしてHTMLを取得しブラウザで解析して画面にレイアウトページが表示されます。PHPやCGIは、サーバ側で動作しますがJavaScriptはブラウザ上で動作するスクリプトです。
以前は、ブラウザ毎に表示結果が違うということが起こっていましたが今は、ほとんどありません。

JavaScriptの歴史

JavaScript スクリプト言語のひとつで、 Netscape Communications 社によって開発されたプログラミング言語です。同社が開発していたブラウザ Netscape Navigator で動作しました。その後、マクロソフト社が開発しているブラウザ Internet Explorer でも動作するようになりますが、各社が独自の機能拡張を行っていたため互換性に問題がありました。

そこで JavaScript の標準化が行われるようになります。
JavaScript の標準化が行われ基本となる仕様が ECMAScript という名前で定められました。 ECMAScript は定期的に改定が行われています。 ECMAScript はあくまで基本部分の仕様であり、 ECMAScript で定められ基本た仕様に基づいて各社が実装を行ったものが JavaScript となります。 JavaScript では基本機能以外のブラウザ関係の機能などが加えられています。

ECMAScript は改定が行われるたびにバージョンが新しくなりますが、 JavaScript そのものに現在バージョンはありません。例えば ECMAScript 2019(ES2019) に準拠している JavaScript 、などのように区別されます。

ブラウザの開発者ツール

ブラウザの開発者ツールを使うことで様々な情報を取得できます。
JavaScriptでエラーが起こった場合は、開発者ツール上で確認できます。またコンソールログやデバッグをすることでどこに問題があるのかも見つけやすくなります。クッキーやストレージ上のデータも確認することができます。
各ブラウザで少しだけ使い方が異なりますが大まかな使い方は同じです。

JavaScriptの記述

JavaScriptの記述は、テストエディタなら何でも使用できます。
専用の開発環境が無くても開発を進められますが、通常はHTML&CSSのエディタを使うのが一般的です。
代表的なエディタとしては、「Visual Studio Code(VSCode) 」、「Atom」、「Sublime Text」やAdobeの「Dreamweaver」などです。その他のツールもたくさんありますが無償で利用できる「Visual Studio Code(VSCode) 」を使っている方が多い印象です。